イベント

「情報空間の秩序構想」~『法律時報』5月号特集深掘りシンポジウム(オンライン開催)

2024年4月26日、株式会社日本評論社より発売の『法律時報』5月号 特集「情報空間の秩序構想」で論じられたテーマについて
さらに議論を深めるシンポジウムをオンラインで開催いたします。

購入のお申し込みは日本評論社の購入ページからお買い求めください。

開催要項

主 催
一般財団法人情報法制研究所(JILIS)内「SNS事業者と表現の自由検討」ワーキンググループ
後 催
株式会社日本評論社
日 時
2024年6月1日(土) 13:00〜17:00(配信は12:40から開始)
会 場
オンライン開催(Zoom Webinarにて配信します。視聴用URLはPeatixチケットサイトを通してご案内します)
参加費
無料
申 込
Peatixチケットサイトより事前申し込み制
お申し込みはJILIS Peatixページから受け付けております。

  • 書籍のご案内
    『法律時報』2024年5月号 通巻1202号
    雑誌の購入は「日本評論社」の購入ページからお買い求めください。

  • SNS投稿時のハッシュタグ#JILISsympo2461

  • アーカイブ動画について
    公開は予定しておりません。何卒ご容赦くださいますようお願い申しあげます。
  • プログラム

    • 開催趣旨
       近年、憲法や情報法では、「情報空間」という概念を設定して議論を行う傾向が見られる。それは、1つには、放送であるとかインターネットであるとか、技術的特性に沿って設けられた場ごとに検討を行っていた従来の議論の限界がいよいよ意識されてきたことによる。
       実際、近年、より具体的にはここ10年ほどの間に、情報空間の秩序の構造が大きく変化し、従来の法制や法理論にも変容が迫られていることが、情報空間概念を設定しての議論がなされる背景にある。
       もっとも大きな変化は言うまでもなく、グローバルなデジタルプラットフォーム(DPF)が、ある意味で国家をも凌ぐような支配的地位にたち、情報流通のあり方に大きな影響を与えたことであろう。このことと、「グラウンド・ゼロ」とも呼ばれた国際情勢の不透明化や、それをも背景とする各国内の分断による世論の不安定化等の事情が相まって、情報空間は 無秩序化の危機に瀕している。
       法律時報特集では、こうした問題の一端について多角的に検討したが、本シンポジウムでは、ディスカッションを通じてさらに議論を深める。

    • 13:00〜 開会挨拶・趣旨説明
       曽我部 真裕(京都大学大学院法学研究科 教授・一般財団法人情報法制研究所 副理事長)
    • 13:10〜 第1部:個別報告
       山本 健人(北九州市立大学 法学部 准教授)「デジタル立憲主義と情報空間の立憲化」
        ∟【講演資料】
       梶原 健佑(九州大学 基幹教育院 准教授)「思想の自由市場論の新展開」
        ∟【講演資料】
       小西 葉子(関西学院大学 総合政策学部 専任講師)「国家の情報収集に関わる外国人の通信の秘密とDPF規制」
        ∟【講演資料】
    • 14:10〜14:15 休憩
    • 14:15〜 第2部:個別報告
       波多江 悟史(愛知学院大学 法学部 准教授)「EUにおけるメディアの自由と多元性」
        ∟【講演資料】
       林 秀弥(名古屋大学大学院法学研究科 教授)「情報空間の秩序形成に向けた公共放送規律」
        ∟【講演資料】
       巽 智彦(東京大学大学院法学政治学研究科 准教授)「情報空間のガバナンスを担う行政組織」
       恩賀 一(総務省 情報流通行政局情報流通振興課情報流通適正化推進室 室長)
        「総務省デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会について」
        ∟【講演資料】
    • 15:35〜15:50 休憩
    • 15:50〜 第3部:パネルディスカッション
       1. 木下 昌彦先生(神戸大学 教授)からのコメント
       2. コメントに対するリプライ及び登壇者相互の質疑
       3. 視聴参加者からの質疑応答(「Q&A機能」を使用します)
    • 16:55〜 閉会挨拶
       鈴木 正朝(新潟大学法学部 教授・一般財団法人情報法制研究所 代表理事)

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    jilis/atmark/jilis.org (一般財団法人情報法制研究所 事務局)
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    本シンポジウムは、情報法制研究所主催で開催いたします。当団体の利用目的は以下のとおりです。
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