【協議会について】
■設立趣意
近年、スマートフォンの急速な普及に伴いアプリなどの多様化が進む中、青少年が安心・安全にインターネットを利用できる環境の整備が急務となっています。こうした課題に対して、これまでも各事業者による個別の対策や、事業者間で連携して対応するなど一定の取り組みを行ってまいりましたが、警察庁が発表したコミュニティサイトに起因する事犯の被害児童数は増加傾向が継続しています。
このような実情を踏まえ、コミュニティサイト及びアプリ運営などを行うネット事業者は、児童被害防止対策に従来から積極的に取り組み、被害児童数の減少に成果を上げてきた知見を活かしつつ、取り組みを更に拡大・強化すべく、「青少年ネット利用環境整備協議会」を発足しました。
■名称
青少年ネット利用環境整備協議会
■設立年月日
2017年7月26日
■代表
・宍戸常寿(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
■活動内容
・情報共有、検討
‐コミュニティサイトに起因する児童被害防止に有効と認められる対策を講じるために必要な体制・設備に係るノウハウ、対策の成功事例など、サービス態様に応じた対策の整備、新たな技術を活用した取り組みに関するもの
・調査研究
‐児童被害防止及びインターネット利用環境の向上に資する事柄に関するもの
・教育・広報啓発活動
‐児童や保護者、学校関係者に対し、インターネットやスマートフォン利用に関する教育や啓発活動の実施
・勉強会の開催
‐広く児童被害防止に資すると思われる事柄に関するもの