イベント

「第3回JILIS情報法セミナー in 東京」 ~ブロッキング問題高裁判決を考える~

開催趣旨

中澤佑一弁護士は、海賊版サイト対策としてブロッキングを実施するとのプレス発表を契機に、利用しているISPを相手取って、その差し止めを求める訴訟を提起していたが、一審の東京地裁は2019年3月14日「今後、被告がブロッキングをおこなう蓋然性が高いとはいえない」として、原告の請求は棄却され直ちに控訴していた。続く10月30日の東京高裁判決も控訴棄却であったが、ブロッキングが実施された場合、「ユーザーの全通信内容(アクセス先)の検知行為が実行され、このことが日本国憲法21条2項の通信の秘密の侵害に該当する可能性がある」旨を言及した。
本高裁判決を踏まえて、情報法制研究所(JILIS)では、あらためてブロッキング問題について通信の秘密の視点から考えるセミナーを企画した。
まず当事者である中澤佑一弁護士にこの事件の事実の概要について報告いただき、次に成原慧九州大准教授から本判例の解説をいただく。その後、ISPで法務部長を経験し電気通信法に詳しい丸橋透明治大学教授と弁護士会として真っ先に超法規的ブロッキングを批判する意見書を発表した第二東京弁護士会の板倉陽一郎先生をお招きして、ブロッキング問題について通信の秘密の観点からパネル討論いただくともに、今後の海賊版サイト対策についての見解を伺う予定である。
なお、今回から情報法制学会(ALIS)のほかに、新たに第二東京弁護士会(二弁)からの後援をいただいた。今後もテーマに応じて連携していきたいと思う。

二弁会員、ALIS会員、JILIS研究員のほか、ISP、出版社、メディアなど多数のご参加をお待ちしています。

開催概要

主 催 一般財団法人情報法制研究所(JILIS)
後 援 第二東京弁護士会・情報法制学会(ALIS)
日 時 2019年12月22日(日)13:30〜16:30(受付開始13:00)
会 場 ビジョンセンター永田町 6F Vision Hall
     東京メトロ 有楽町線・半蔵門線・南北線 永田町駅(3番出口) 徒歩0分
     東京メトロ 銀座線・丸の内線 赤坂見附駅 徒歩5分
会 費 一般:3,000円
    二弁会員・JILIS研究員・ALIS会員:2,000円
    報道:無料 (下記JILIS事務局宛にご連絡ください。名簿登録いたします。)
申込み 事前申込制:Peatixよりご登録ください。
その他 Twitter可(ハッシュタグ #JILISTOKYO)

プログラム

13:00~

開場

13:30

開会挨拶
板倉 陽一郎(第⼆東京弁護⼠会弁護⼠(情報問題・個人情報保護委員会委員))

13:35〜14:15
(40分)

『ブロッキング問題高裁判決 − −訴訟当事者(利用者)から− − 』
中澤 佑一(JILIS上席研究員・弁護士)

14:20〜15:00
(40分)

『ブロッキング問題高裁判決 − −判例解説− − 』
成原 慧(JILIS上席研究員・九州大学法学部准教授)

休憩15分(15:00〜15:15)

15:15〜16:25 (70分)

『 高裁判決から「ブロッキング」問題を考える 』
パネリスト:
丸橋 透(JILIS上席研究員・明治大学法学部教授)
中澤 佑一(JILIS上席研究員・弁護士)
成原 慧(JILIS上席研究員・九州大学法学部准教授)

司会:
板倉 陽一郎(JILIS参与・第二東京弁護士会 弁護士・理研AIP)

質疑応答

16:25〜16:30

閉会挨拶
鈴木 正朝(JILIS理事長・新潟大学法学部教授・理研AIP)


■注意事項■
ご来場様のご都合によるキャンセルに対し、参加費の返金は致しかねます。
また、天災、社会事情等の突発的な、予め予測の出来ない事情によりイベントの開催が不可能になった場合についても、参加費の返金はできませんので予めご了承ください。
なお、台風等の予め予測の出来る事情による開催中止の可能性がある場合には、開会2時間前までに、開催・中止・延期、開催時間の変更のいずれかの判断をして、JILISホームページ上で告知致します。
中止の場合には、Peatixの返金規定に則り、Peatix事務手数料を差し引いた差額を返金致します。
開催の場合には、返金は致しかねます。

取材、そのほかお問い合わせ先

jilis@jilis.org (一般財団法人情報法制研究所 事務局)