イベント

2018年9月2日(日)13:00~18:00
著作権侵害サイトによる海賊版被害対策に関するシンポジウム

 

1.開催趣旨

インターネットの一般化、コンテンツのデジタル化により、ユーザーがコンテンツを色々な形で楽しめるようになった一方で、インターネット上での著作権侵害コンテンツ(海賊版コンテンツ)の流通による被害も深刻化してきています。特に諸外国のサーバに蔵置された海賊版コンテンツによる被害への対策は喫緊の課題となっています。 この対策として今年4月13日に知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議により著作権侵害サイトのブロッキングを認める方針が提示されるとともに、知的財産戦略本部では「インターネット上の海賊版対策に関する検討会議」が開催され、権利者・インターネット事業者・有識者らによる議論をもとにしたインターネット上の海賊版被害対策に関する中間とりまとめが本年9月中にも公開されることになっております。 本シンポジウムでは、4月に実施した「【緊急開催】著作権侵害サイトのブロッキング要請に関する緊急提言シンポジウム」や、上述の「インターネット上の海賊版対策に関する検討会議」における議論を整理した上で、実際に有効と考えられるインターネット上の海賊版被害対策のあり方について、情報法制に関わる全てのプロフェッショナルが一堂に会し英知を尽くすことで、登壇者のみならずすべての参加者が参加し、有効な解決策の提案を試みます。

2.開催日時・場所

開催日:  2018年9月2日(日)
開催時間: 13:00〜17:00(開場12:30)
開催場所: ビジョンセンター永田町 6階ホール
         (東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル)
※入場無料・事前申込制 お申し込みはこちらからお願いします。
※受付の際に名刺を1枚ご用意ください。

3. 主催・共催・後援

主催: 一般財団法人 情報法制研究所(JILIS)

4. 事務局

一般財団法人 情報法制研究所(JILIS)

5. プログラム

12:30〜

開場

13:00~
13:05

開会挨拶
鈴木正朝氏(JILIS理事長)

13:05~
13:40

現在までの議論の整理
横田明美氏(千葉大学大学院社会科学研究院 准教授)
・緊急対策シンポジウムにおける議論
・インターネット上の海賊版対策に関する検討会議における議論
【講演資料】

13:40~
14:20

インターネット上の海賊版対策手法に関する提案
講師:
川上量生氏  株式会社ドワンゴ 取締役CTO
宍戸常寿氏  東京大学大学院法学政治学研究科教授 【資料】
別所直哉氏  一般社団法人セーファーインターネット協会会長

14:20~
15:20

著作権侵害サイト対策パネルディスカッション 前半

15:20〜
15:35

休憩

15:35〜
16:55

著作権侵害サイト対策パネルディスカッション 後半

司会:宍戸常寿氏 東京大学大学院法学政治学研究科教授
パネリスト(50音順):
赤松健氏   公益社団法人日本漫画家協会 常任理事
有馬啓太郎氏 漫画家
上沼紫野氏  虎ノ門南法律事務所 弁護士
上原哲太郎氏 立命館大学情報理工学部 教授
川上量生氏  株式会社ドワンゴ 取締役CTO
楠正憲氏   国際大学GLOCOM 客員研究員
竹村響氏   株式会社竹書房 執行役員
立石聡明氏  日本インターネットプロバイダ協会
       副会長・専務理事
玉井克哉氏  東京大学先端科学技術研究センター教授
       信州大学経法学部総合法律学科教授
壇俊光氏   北尻総合法律事務所 弁護士【資料】
寺田眞治氏  (一社)モバイル・コンテンツ・フォーラム 常務理事
別所直哉氏  (一社)セーファーインターネット協会会長
丸橋透氏   (一社)インターネットコンテンツセーフティ協会理事
       明治大学法学部教授
村瀬拓男氏  用賀法律事務所 弁護士
森亮二氏   英知法律事務所 弁護士
横田明美氏  千葉大学大学院社会科学研究院 准教授